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「アウトプットしようと思ってインプットする」
才能を眠らせているあなたが、
何かを成し遂げるために大事な心がけについてです。
今日は
「アウトプットしようと思ってインプットする」
です。
何かを成し遂げるためには、勉強せねばなりません。
学ばねばなりません。
何をを勉強する上で、大事なことは記憶を定着させることです。
忘れていては、勉強も向上もできません。
では、どうやって記憶するか。
よく言われる記憶の定着率というものがあります。
ラーニングピラミッドとも言われます。
アメリカ国立訓練研究所の研究によると学習方法と定着率は
以下の様な関係があるそうです。
1. 聞く(10%)
2. 見る(15%)
3. 聞く&見る(20%)
4. 話し合う(40%)
5. 体験する(80%)
6. 教える(90%)
授業を聞くだけより、他人に教えることによって9倍定着する
ということです。
これはいつでもどこでも成り立つとは限りませんが、しかし、
1人で学ぶより、他人に教えた方が身につくというのは経験的に
皆さん実感しているところではないでしょうか。
だから、学んだ内容をいつ
アウトプットするか、
他人に教えるか、
人の前で発表するか
を決めてから、インプットを始めるべきであると思います。
アウトプットするために、インプットするとも言えますし、
インプットするためにアウトプットするとも言えましょう。
東洋哲学ではこれを「自利利他(じりりた)」と教えます。
【才能を眠らせている人間が何かを成し遂げるための心理学】54